、注)このプログラムは忘れっぽい自分のためにピースとの大切な時間を記録しています。
こんにちは
ピースは2010年に生まれました
家に来てから今年でほぼ13年になります。
いろいろありましたが、僕的には1番大きかったのが、じいちゃん(僕の父親)との
お別れです。
自分事になりますが、僕は生まれたとき双子で生まれてきたのですが、その時に双子の1人と母親を亡くしています。
なので、父親のお母さん(大ばあちゃん)と親父と3人で暮らしていました
昔から、僕は動物が好きで犬や猫を飼いたかったのですが、昔の風習であまり動物は飼わせてもらえませんでした。
一時期、僕君が猫を拾ってきて、強引に飼っていたことがあります。
名前は「ちぃ」と言いました。
すごく可愛がって僕が強引に家の中に入れていました。
親父は最初すごく嫌がって反対していたのですが
一緒にいる期間が少し長くなると
まんざらでもないようで頭を撫でて可愛がっていました。
結局、他の猫と駆け落ちして、最後は僕の家に帰ってきて倒れていました。
猫は亡くなるときに飼い主の所へ戻ってくるみたいですね。
猫はなんとなく許してもらえていましたが、犬となると世話が大変なので、家に迎える事はできない状態が続いていました
2010年にじいちゃん(僕の親父) (以降じいちゃん)と山梨へ行きました。
その時にカインズホームで1匹の黒柴犬と出会いました。
季節が冬になり寒いこともあり、なぜか僕とじいちゃんはその1匹の黒柴犬を家に衝動的に家に迎えることを決めました。
その時は全然違和感なく、じいちゃんも納得してくれていました。
家に来てからは、黒柴犬(以降ピース)中心の毎日が始まりました。
もう可愛くて可愛くてたまりません。
子供のいない家では、完全に我が子です。
全てがピース中心に動きます。
出かける時も必ず一緒
田んぼも畑も一緒
会社や公民館は流石に無理だけど…
ビースと遊ぶのがすごく楽しいです。
僕が動けばずっとついてくるし
会社に行く時は、寂しそうに見ているし
僕はもともとあまり人と関わることが好きではないので、(自分のペースで居たい人間です。)
僕はマイぺ-スな人間です。
割と生まれてから1人でいるのが好きです。
誤解されると困るのですが、嫌われてるわけではなく、普通にコミュニケーションは取れると思います。
そんな僕が本当に本当に大切な相棒を見つけてしまいました。
常に一緒にいます。人間ではありません。
周りの近所の方からはどう思われてるか?なんてどうでもいいです。
ずっとずっとピースと一緒にいたいです。
その気持ちはじいちゃんも一緒だったと思います。
じいちゃんは88歳の誕生日に亡くなりました。
85歳頃から足が悪くなり始めて入退院を繰り返していました。
入院した時はいつもピースはどうした?
ピースは元気でいるか?
と、いつもピースのことを気にしていました。
ピースは僕の家で本物のアイドルになっていました。
僕が会社に行っている間、じいちゃんは足が悪くなる前毎日ピースを連れ出して散歩に行っていたみたいです。
家に帰ると毎日その散歩の出来事を聞かされていました。
今になって思うのですが、もう5年早くピースを迎えられていたら、じいちゃんも足が元気でまだ生きていたかな?
と思います。
じいちゃんがいなくなって、ピースは少しの間じいちゃんを探していましたが、すぐに慣れて毎日僕の家を守ってくれています。
多分ピースにはじいちゃんが見守っていることが分かるのではないかと最近思うようになりました。
じいちゃんが最後の時、病院の先生が内緒でピースを病室に連れてきなさいと言ってくれました。
ピースを台車に乗せて、黒い布でかぶせて、じいちゃんの病室に行きました。
最後はじいちゃんは動かなかったのですが、ピースの事は分かるようで、ピースの頭に手を添えてあげると嬉しそうな目をしたのを覚えています。
ピースがいてくれて本当によかったと思えた瞬間でもあります。
今はピースもそろそろ14歳になります。人間で言うとかなりの年齢です。
じいちゃんがそうだったように、ピースも後ろ足が弱くなってきました。
体重を減らさないと困るのですが、食べることだけは本当に大好きで僕を困らせています。
じいちゃんには今もお願いしています
まだそっちに連れて行かないでくれよ・・
と頼んでるのですが、ピースはご飯の言葉ばかり考えて生きているようです
ずっと長生きして一緒にいて下さい。
そして、じいちゃんには見守ってくれてありがとうと言いたいです
今日は以上です。